寝ている間にデルタヘッジを入れて損切りさせられる場合にIFD注文

先日からSBI証券で取引を始めました。
SBI証券はオプションの売り枚数が上限50枚と、国内の証券会社の中では多いほうです。申請すればもっと増やせます(カブドットコムもそうらしいです)。
今のところそんなに売るほど証拠金がありませんのでいいのですが、SBI証券に乗り換えたのは注文方法が多彩だったというのが大きな理由です。

相場が見られるときはいいですが、ナイトなど一晩中起きているというわけにもいかないときにデルタヘッジを行わなければいけないような相場状況の時は逆指値程度しか注文方法がないとかなり困ります。
例えばプットを売っていてデルタが増大してデルタヘッジをいれなければいけない価格というのはある程度想定できるので指値を入れておけばいいだけですが、デルタヘッジを入れたはいいがそこから相場が急反発するなんてことはよくあります。
このような場合を想定して、デルタヘッジが入ったら逆指値も設定しておきたいわけですが、SBI証券では先物オプションでもこの注文方法、いわゆるIFDOCO注文が使えるようです。
株式のIFD注文・OCO注文・IFDOCO注文とは何ですか?
IFD注文とOCO注文の組合せでわがまま発注!IFDOCO注文
これはめちゃくちゃ助かります。
相場が下落しているときは逆に急反発することもよくあります。相場に張り付いているときなら対応可能ですが、朝起きたら一気に値がとんでいてデルタヘッジを入れた分が大きく含み損を抱えるなんてこともあります。既に保有している玉であれば逆指値を入れておけばいいだけですが、デルタヘッジを念のため指していた分が約定した場合に急反発をやられてしまうとIFDOCOが使えない場合は相場に張り付くしかなくなります。

楽天RSSでお世話になっていることもありずっと楽天証券を使ってきましたが、この発注方法が使えないというのは地味に致命的だと思うのですが、意外にこの事に言及されていないのでそうでもないのかもしれませんね。

初めてSBI証券でIFD注文を発注してみる

まず、注文画面に逆指値がなくて右往左往しました(笑)
なんのことはありません、指値タブをプルダウンするとありました。

28750円以下になったら28700円で売り発注
それが約定したら今度は29000円以上になったら29050円で損切り

ちゃんと受け付けられたようです。

現在29500円強なので一晩で刺さるというのはよっぽど何か起こった時かもしれませんが、デルタヘッジまで余裕がない時などはこのような形で段階的にIFDを入れておくのはいいかもしれません。

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