SPDRゴールドシェアーズのプットを買って借金返済できるかな

やっぱり色々と考えたあげくゴールドの下落に賭けるならプットオプションの買いがもっともリスクが低く(この場合のリスクとは損失金額)、リターンは大きいという結論に至りました。
※IG証券のノックアウトオプションはレバレッジを高くし過ぎるとすぐにノックアウト価格に到達しますし、逆にノックアウトされないようにロスカットレートを高く設定すると結局レバが低くなりその分預入額が増えますし、だからと言ってノックアウトされないわけではありません。
そこでSPDR・ゴールド・シェアーズのプットオプションを買うことにしましたが、そうなるとインタラクティブブローカーズかFirstradeになります。サクソバンクという手もありますが、使いにくいことこの上ないので除外しました(というかログインできなくなったというのもありますが)。
インタラクティブブローカーズのデメリットは2000ドル入金する必要がある点。
Firstradeであれば手数料は不要。とは言え頻繁に売買を繰り返すわけではないのであまり問題ではない。一番のデメリットは送金に莫大な手数料が必要な点でしょうか。
とりあえず現在のSPDR・ゴールド・シェアーズのプットの価格をFirstradeで見てみましょう。以下は2022年の3月限のプットの価格を抜粋したものです。

現在SPDR・ゴールド・シェアーズの価格は166.44ドルです。権利行使価格140ドルのプットの価格が0.46ドルですから46ドル=5300円程度で買えます。仮に来年の3月頃までに20%下落したとしたら133ドル程度なので7ドル以上10倍以上になります。もし10単位5万円分ほど買えば80万。。。。まさに捕らぬ狸の皮算用(笑)

送金について
インタラクティブブローカーズは海外送金扱いですが三井住友銀行から800円程度の手数料で送金できます。
Firstradeは海外送金なので手数料が高くなります。海外送金サービスを使うのはやめたほうがいいと思います(自分名義で送金できない可能性がある)。以前はソニー銀行からよく送金していましたが使えなくなったので三井住友銀行から送金したことがあります。その時は手数料3500円、為替交換手数料が1$=1円、コルレス手数料が15ドルかかっていました。送金金額大きくなると為替交換手数料がかなりの部分を占めることになりますね。
出金について
インタラクティブブローカーズは月に1度は無料で出金できます。
Firstradeは1回50ドル必要です。また、1万ドル以上を一度に引き出す際は電話確認が必要でした。英語ができない人は要注意です。とは言え、私でも出金できたので大丈夫だとは思いますが、自信のない人は1万ドル以下に分けて出金するという手もあります。
ツールについて
インタラクティブブローカーズはツールが充実していますが、正直フルに活用することはないと思います。逆に使いにくいかもしれません。
FirstradeはPCではブラウザから、スマホはアプリで発注していました。アプリの方が使いやすいです。
株のデイトレをするわけではないのでそこまでツールにはこだわっていませんが、日本の証券会社の方がなんだかんだ言って使いやすいです。

結局オプションの売買をどれくらいやるのかによってどちらがいいのか変わってくると思います。
インタラクティブブローカーズは口座維持手数料が廃止になったとはいえ月に5回往復で売買すれば少なくとも10ドル以上はかかってきます。半年で100ドルはいくでしょう。頻繁に出金をしないと考えるとFirstradeのほうが送金手数料がかかるとしても得になるとも考えられます。

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